ナノコンポジットWは、次世代の環境対策塗料の開発をめざす思いから生まれた水性高性能エコ塗料で、外壁の塗り替えにナノテクノロジーを駆使した塗料です。自然のエネルギーを利用したセルフクリーニング機能が長期間、外壁を美しく保ちます。
ナノコンポジットWは、極小世界(ナノ)の技術を駆使して、塗料に使用する樹脂 (石油系資源) の量を必要最小限まで減らす事に成功しました。さらに、樹脂に内包されている超微粒子シリカが、塗膜内に緻密かつ均一に分散し、耐汚染機能を始めとする極めてハイレベルな6つの機能を合わせて持つ高性能エコ塗料です。この画期的な成功は科学技術振興機構、京都工芸繊維大学(木村教授)との産学官の連携により生まれました。
ナノコンポジット樹脂の超微粒子シリカが抜群の塗装機能を発揮させます。
ナノコンポジットWに使われている「ナノコンポジット樹脂」は、従来の水性樹脂と比べて粒径がとても小さく(50〜60nm)、またその中心に超微粒子シリカ粒子を内包する樹脂です。
このナノテクノロジーの技術が塗料に活かされ、住宅やアパートなどの外壁に塗装することで、その塗装機能を飛躍的にUPさせることができます。
ナノテクノロジーで、外壁の汚れを雨で洗い流すセルフクリーニング機能
▲ナノコンポジットWのセルフクリーニング機能:超微粒子(シリカ)が汚れをブロック。親水性の塗膜により、汚れがすべり落ちていきます。
▲従来の油性塗料:油成分が塗膜内に侵入し、汚れが沈着してしまいます。
外壁汚れの原因物質は、ホコリ等の周りに、ばい煙等の油成分が付着したものです。従来型塗料の場合、この「汚れ」が塗膜中に侵入・沈着し、洗浄しても除去できなくなってしまいます。ナノコンポジットWの塗膜は、その中に無数の超微粒子シリカが緻密かつ均一に分散しているため、無機質的な(石やガラスのような)特性を有しています。これにより「汚れの侵入をブロックし、さらに降雨によりこの「弱く付着している汚れ」を洗い流します。
独自の重合技術(リアルシリコンテクノロジー)により紫外線や雨風による塗膜の変色を防ぎます。
塗膜は紫外線や降雨により色や艶が劣化します。ナノコンポジットWは、紫外線や降雨に非常に強いシリコン化合物を塗膜中に導入すること(独自のリアルシリコンテクノロジー)により、この変色が最小限に抑えられます。
酸素を遮断する融合膜が「燃えにくさ」を実現します。
▲ナノコンポジットW
▲従来型の水性塗料
ナノコンポジットWの塗膜は、一般塗料に比べ燃えにくさに優れています。万一火災が起きた場合でも、塗膜中に含まれる有機成分と無機成分が融合膜を形成し、酸素をシャットアウト。延焼を防ぎます。従来型水性塗料では非常に難しいJISA難燃一級に合格しています。
カビや藻の付着を防ぎ長期間に亘り建物の美観を守ります。
▲防カビ・防藻剤が添加しているナノコンポジットW
▲防カビ・防藻剤が添加してい無い状態
防カビ・防藻性とは、微生物の増殖を抑制する静作用と死滅させる殺菌作用の性能のことです。ナノコンジットWには防かび・防藻剤が添加されていますので、カビ等が付着する状態を防ぎ建物の美観を守ります。
シックハウスの原因となる物質、ホルムアルデヒドなどの放散をおさせます。
厚生労働省が規制するシックハウスの原因となる化学物質のうち、塗料・塗装関連のものについて、ホルムアルデヒドが規制対象となっています。ナノコンポジットWは、ホルムアルデヒドの放射が最も少ない「F☆☆☆☆(フォースター)を取得。シックハウスの心配をなくし、安全、安心な住環境を実現します。
早く乾くので施工期間の煩わしさや近隣へのご迷惑も最小限におさえます。
塗膜に緻密に分散したシリカ微粒子が水の蒸発を促進しますので、従来の水系塗料では不可能であった速乾性を実現します。また水性塗料ですので、シンナーなどの溶剤系の刺激臭がありませんので、子供やお年寄り、臭いに敏感な方がご家族にいるばあいはわずらわしさを最小限におさえることができます。
草間塗装サービスではお客様のお住まいにピッタリの外壁色をカラーシミュレーションでご提案いたします。
資料提供:水谷ペイント株式会社